私が描いてきた理想の母親になれた瞬間

コラム

前回の投稿で、長女から不登校宣言されたときのことをお伝えしました。

その最後のほうで、「学校をやめるって言っても、ママなら怒らないし反対しないと思った」的なことを長女から言われてうれしかったと書きました。

今回はなぜそう思ったのかについて、書いていきたいと思います。

(写真はイメージです。写真AC)

前回の投稿にも書きましたが、うれしくなった理由として、私がずっと描いてきた理想の母親像が関係しています。

私が学生の頃の話です。

ぼーっとテレビを見ていたら、我が子が自ら命を絶ってしまった親の特集が始まりました。「どうして早く気づいてあげられなかったのか・・・」と、後悔してもしきれない気持ちが画面ごしにも伝わってきて、とても悲しいものでした。

画面の向こうの方はとても優しそうで、部屋はきちんと整理されています。子どものことを本当に大切に育ててきた方なんだろうと感じました。

そこでふと、疑問に思ったことが。

「どうして、子どもは親に助けを求めなかったんだろう?」

とても優しい子だったそうなので、親に心配かけたくないし、悲しませたくなかったのかもしれません。でも、親に話せていたら違う未来があったかもしれない。そう思えてなりませんでした。

(写真はイメージです。写真AC)

学生の頃から、いずれは結婚して子どもがほしいと思っていました。それもあって、このテレビで見た様子が強く印象に残ったんだと思います。

「どんなことでもこの子から話してくれるような親になるには、どうしたらいいんだろう?」と、なんとなく考えるようになっていました。とはいえ、まだ学生です。本当に結婚して子どもが産めるかも分からないので、頭の片隅にある程度でした。

時がたち、長女を無事出産。あのときの疑問について真剣に考えるようになりました。

「この子には、ツラいことがあったときほど私に話してほしい。あのときテレビで見た人は、優しくてしっかりしている人に見えた。子どもが相談したくなる親になるには、どうしたらいい?

自分の親、学校の先生、友人、先輩、後輩、同じ学校に通ってる人、お店の店員さん、ご意見番的な芸能人、著名人、スポーツ選手、、、

自分がそれまでに会った人や、テレビなどで見たことがある人をたくさん思い浮かべて、自分が悩みを相談するとしたらどんな人に相談するのかを考えました。

(写真はイメージです。写真AC)

考えた結果、相談したくなる人の共通点に気づきました。それは・・・

悩みを最後まで否定せずに聞いてくれて、感情的になりすぎない人!

この結論が出てから、『子どもの話を最後まで否定せずに、落ち着いて聞くことができる母親』が理想となりました。この理想を追いかけていれば、子どもが安心して相談できる親になれるんじゃないかと思ったのです。

だから、長女から「(学校に行かないって言っても)ママは怒らないし反対しないと思った」と言われたその瞬間、子どもが安心して相談できる親になったと思いました。つまり、私が描いた理想の母親なれたと感じ、うれしく思ったのです。

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