「子どもが発達障害かもしれない」と思ったら、まず何からしたらいいのか。

発達凸凹っ子の子育て

こんにちは、あつみです。私には発達障害の子どもが5人いて、全員が発達凸凹タイプ。そのうち4人が不登校&元不登校です。このブログでは、そんな子どもたちを育てていく過程で、私が今まで学んできたことや経験してきたことなどを主にお伝えしていきます。

不登校・発達障害の子が安心して過ごせる場所として、駄菓子屋を経営しています。駄菓子を買うことはもちろん、お絵かきをしたりミニ四駆で遊んだりすることができる駄菓子屋です。こちらに関することもお伝えします。

子どもが発達障害かもしれないとなった時、まず何からしたらいいのか。

それは、『早めにどこかの相談機関につながること』

「まだ子どもが発達障害かもしれないことを受け入れられてないのに・・・。そんなことできない!」と思う方がいるかもしれません。私はそう思っていました。そして、なかなか相談できず・・・。

それでも、早めにどこかの相談機関につながることをおすすめします。その理由について、お伝えします。

(写真はイメージです。写真AC)

私がどうやって相談機関につながり今に至ったのか、その経緯について先に説明します。

私の場合、通っていた保育園の先生から「お子さんは発達障害かもしれない。提携している病院に行ってきてほしい。」と言われたことが、発達障害との出会いでした。これが1月末のこと。

ただ、先生から言われたことがなかなか受け入れられず、2ヶ月弱放置していました。その間も、先生からは病院へ行くように催促があります。・・・が、それでも放置。

だって、我が子が発達障害なんて受け入れられなかったんだもん!

病院なんて行っちゃったら、何もかもが崩れ落ちちゃうような気がしてたんだもん!!

そんな感じでなかなか相談に行けず、気がついたら約2ヶ月が過ぎようとしていました。その間にいろいろ考えて、たくさん悩んで・・・やっとのこと病院へ行く決心をしました。

(悩んでいたときのことについては過去の記事で書いてます。https://via-net.co.jp/i-cant-accept-it/

(写真はイメージです。写真AC)

保育園の園長先生の話では、提携している病院では発達相談もしているとのことだったので、とりあえずそちらを受診しました。

ですが、その病院でできる発達相談はいわゆる『発育』相談的なもので、発達障害のことはなんと専門外!それでも簡単な検査はしてくれました。次は児童相談所に行くようにとのこと。この時点で4月。

言われたとおり児童相談所へ。最初の病院の検査とは別の検査をした結果、専門の病院に行った方がいいと言われ、今度はそちらを案内されました。ただその病院は2つ隣の市にあって、ちょっと遠い。さらに、初診は早くて3ヶ月先になるらしく、その後は通院が必要とのことでした。

仕事、育児、家事…もうすでにいっぱいいっぱいの毎日。さらに、最初の病院にも児童相談所にも何回も行かなければならず、もう限界・・・。

「専門の病院に通院となったら・・・?」これ以上は私が耐えきれないと判断し、仕事を辞めることにしました。

(写真はイメージです。写真AC)

退職を機に、夫の地元である浜松市に引っ越すことに。子どもたちは保育園から幼稚園へ転園です。引っ越すことを児童相談所に伝えたら、浜松の保健師に連絡をしてくれました。これが7月のこと。

浜松の保健師さんと面談をして、また検査をして、専門の病院を紹介してもらいました。こちらの病院も初診は早くて3ヶ月と言われましたが、それまでの間保健師さんが「様子はどうですか」と連絡をくれたので、不安でいっぱい状態にはならなかったです。

その後無事に専門の病院にかかることができました。主治医の先生と顔を合わせたのが、11月頃のこと。

つまり、子どもが発達障害かもしれないと言われてから実際に専門の病院にかかるまで、約10ヶ月かかったことになります。私の場合は引っ越しもあったので、こんなにかかってしまいましたが、引っ越さなかったとしても半年近くはかかったと思います。

この経験から、子どもが発達障害かもしれないと分かったら早めに相談機関につながったほうがいいと思うのです。

私のように、受診した病院が実は専門外かもしれないし、初診が数ヶ月も先になるかもしれない。「病院に行こう!」と思った時に連絡しても、相談できるのはずいぶん先になるから、それまでの間何をしたらいいか分からないということになりかねないのです。

(写真はイメージです。写真AC)

あちこち行って、その度に子どもの普段の様子を説明したり検査したりすることは大変でしたが、いいこともありました。

それは、発達障害かどうかを見極めるのに、『普段の生活で、子どものどこを見ればいいのか』がなんとなく分かってきたことです。例えば、「嫌なことがあったとき、子どもはどう行動するか」「どんなときに迷子になりやすいか」など。

そのおかげで、『子どもの様子を見る』ことが上手になった気がします。そうやって子どもを見てみると、好きなことや嫌いなこと、得意なこと、苦手なことが、おぼろげながらも分かるようになるんですよね。

これは発達障害かどうかに関係なく、子育てをするうえでとても役にたつスキルだと思います。

(写真はイメージです。写真AC)

専門の病院にかかることができたのですが、それで終わりじゃなかったんです。定期的な通院、幼稚園との連携、保健師さんからの連絡、療育施設への入所検討・・・。要するに、病院以外にも相談することが何度もあったわけですね。

何度も何度も相談しているうちに感じたことが、どの相談先でも『ありのままを相談して大丈夫』だということ。

私は「母親なんだから、しっかりしなきゃ」と思い、気持ちがまとまってからじゃないと相談できないと思っていました。でも、そうじゃなくていいみたいです。

「お母さんはどう思いますか?」と聞かれ、本当はしっかりした受け答えをしたかったけど、どう言っていいか分からないときもありました。そんなときは正直に「よくわかりません・・・」と答えるしかないんですよね。でも、それで怒られるとか嫌な顔をされるとかは経験したことないです。

むしろ、質問の内容を変えてくれたり、私の気持ちを尊重した上で話を進めたりしてくれました。最初は分からなくても、相談しているうちに気持ちが整理されていくこともありますしね。

(写真はイメージです。写真AC)

これまでのことをまとめると、早めにどこかの相談機関につながることをおすすめする理由は、以下の3つです。

専門の病院などで相談するまでに時間がかかること

『子どもの様子を見る』ことができるようになること

気持ちがまとまってなくても相談可能なこと。

もちろん、今は相談できる状態にないという人は、とりあえずはやめておきましょう。先延ばしにすることも大事。

ただ、もし、ちょっとでも「相談した方がいいのかな」という気持ちがあるなら、どこかにつながることをおすすめします。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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