こんにちは、あつみです。私には発達障害の子どもが5人いて、全員が発達凸凹タイプ。このブログでは、発達障害の子ども5人を育てていく過程で、私が今まで学んできたことや経験してきたことなどを主にお伝えしていきます。
前回の記事で、「仕事を辞めることを決めた」と書きました。
今回は発達障害からちょっと離れて、私が経験した『主婦』について書きたいと思います。
仕事を辞めると決め、退職し、初めて専業主婦となりました!
お金とか、発達障害の子育てとかの不安はもちろんあったけど、これからの生活にワクワクしていたんです。
フルタイムで働きながらだと、どうしても子どもたちに手をかけてあげられないことが多くて、ずっと罪悪感を抱えていました。それが、専業主婦になって子どもたちと一緒にいられると思うと、嬉しくて・・・
「毎日3時はおやつの時間にして〜。あっ、手作りとかいいなぁ。一緒にクッキーとかケーキとか作るの憧れる🤭」
「通う幼稚園の子たちのお弁当は、キャラ弁?上手に作れるかな?」
「幼稚園から帰ってきたら、何して遊んであげようかな?」
なんて、想像(妄想かも?)してはニヤニヤ😁

(写真はイメージです。写真AC)
実際に専業主婦になってどうだったかというと・・・
子どもと過ごす時間は格段に増えました。本当に、子どもの話をたっぷり聞いてあげられるんですよ。これはそれまで出来なかったことなので、専業主婦ができる環境を作ってくれた夫に感謝です。
その反面、大人と話が出来ないことに苦しさを感じるようになりました。幼稚園の送り迎えのときに他のママと話さないと、子どもとしか話してない。まるで社会から疎外されて家庭の中に閉じ込められているような…。自分が選んだことだとはいえ、この疎外感にはちょっと堪えました。
あと、ワクワクしながら妄想していたことたちはというと、
・手作りおやつは何回作っても私に余裕がなくて、子どもと楽しく作るつもりが、終わるとぐったり・・・。完成したのも、まずくはないけど美味しくもない。
・キャラ弁というほどでもないけど、長女のお弁当でひよこを作ってみたら、「かわいそうで食べられなかった😭」と。長女には、かわいそうなことをしました・・・
・幼稚園から帰ってきたら一緒に遊ぼうと思ってたけど、実際は家でテレビを見てばっかり・・・
「なんか、思ってたんとちが〜う!!」

(写真はイメージです。写真AC)
一番想定外だったことが、実は家事。
仕事をしていた時も、朝食と夕食の支度、洗濯は毎日していたんです。掃除だって、週末に掃除機かけたり、汚れが気になるところはその都度拭いていました。最低限ではあるけど、一通りしていたつもりなんです。
仕事を辞めたということは、その時間がごっそり空くわけですから、「子どもたちが幼稚園に行っている間にちゃちゃっと家事を済ませれば自分の時間を持てるかも?」って思いますよね?私はそう思っていました。
ところが、なぜか家事が終わらない!
掃除機をかける頻度がちょっと上がったくらいで、洗濯物の量も、用意する食事の量も変わってないのに、なぜ?って自分でも不思議なくらい。
知り合いのおじさんに相談したら、「それは時間があるからだろ〜」って言われました。時間があると思うから、気づかないうちにのんびりやってしまうらしいです。
仕事してた時の私、どれだけ家事の手際がよかったんだろう・・・

(写真はイメージです。写真AC)
やっぱりお金のことが不安になって、それから数年後にパートをしていた時期もありました。なので私、フルタイム勤務の主婦もパート主婦も専業主婦も起業主婦も経験しているんですよ。
それぞれの立場を経験した上で、『〇〇主婦』の違いを例えるとすると、、、
それは陸上競技のトラック競技。
陸上競技のトラックの一番内側を走っているのがフルタイム勤務主婦、真ん中がパート主婦、一番外側が専業主婦、起業主婦はどこを走るかは不定。
トラックの内側には給水所や手助けしてくれるスタッフがいる。
一番内側を走るフルタイム主婦は手助けしてもらいやすい場所にはいるけど、走っているのは長距離なのにスピードは短距離を求められるから、走ることに精一杯で「助けて」っていう気力がない。
一番外側を走る専業主婦は走る距離とスピードは合ってるけど、給水所やスタッフが遠すぎて疲れても「助けて」って言えないし、もし言っても声が届かない。
真ん中を走るパートは、どっちつかずでこれもツラい・・・
起業主婦は、自分で走る場所を選べる分自由ではあるけど、自分に合うのはどこか探して右往左往している感じ。
あくまでも私が勝手にイメージしたものですが。

(写真はイメージです。写真AC)
いろんな『〇〇主婦』を経験して出した結論は、
主婦はフルタイムだろうと専業主婦だろうと、大変さの種類が違うだけでみんな大変だ!
ということでした。