子どもが発達障害かもしれないなんて、受け止めるわけにはいかない

発達凸凹っ子の子育て

こんにちは、あつみです。私には発達障害の子どもが5人いて、全員が発達凸凹タイプ。このブログでは、発達障害の子ども5人を育てていく過程で、私が今まで学んできたことや経験してきたことなどを主にお伝えしていきます。

前回の記事で、

初めて『発達障害』という言葉を聞いた日

のことについて書きました。

今回は、

その時の私の気持ちや子育てへの思いについて

書こうと思います。

(写真はイメージです。写真AC)

保育園の先生から、

「お子さんは発達障害かもしれません」

と言われ、ショックを受けた私。

発達障害を「育て方に問題がある」

という意味だと思い込んだ私は、

それまでの人生の中で一番落ち込みました。

そこまで落ち込んだ背景には、

私のそれまでの生き方が強く影響したんだと

思います。

(写真はイメージです。写真AC)

私は、幼い頃から『出来のいい子』では

ありませんでした。

どんくさい、落ち着きがない、頑固者、

やることが遅い、人とうまく付き合えない、、、

親からは

「あんたは育てるのが大変!」

と言われて育ってきました。

小学校にあがってからは、

運動が全くできないことに苦労しました。

(写真はイメージです。写真AC)

運動が苦手な分、勉強で挽回したいと頑張っても

特別良いわけでもない。

「なにをさせてもダメな子」

そう言われて育ち、それを否定したくても

否定できる材料なんてどこにもない。

「私はなにもできない」

そう思って生きてきました。

(写真はイメージです。写真AC)

そんな私でもずっと好きだったものがあります。

それは、自分より幼い子の相手をすること。

保育園の年長組のときは、

下の学年のお部屋によく遊びに行っていました。

小さな子の相手をすると

周りの大人から褒められたので

「私って小さな子のお世話が得意なんだ」

と思っていました。

(写真はイメージです。写真AC)

小さな子のお世話が好きだという気持ちは、

成長するにつれて、子育てへの憧れに

変わっていきました。

テレビで子どもに関するものが流れれば

「私に子どもがいたら・・・」

と何度も考えました。

「一緒にお菓子を作ったら楽しいかな」

「教育費ってどれくらいかかるんだろう?」

「なんでも話してくれる関係になるには

どうしたらいいかな?」

まだ恋人すらいないのに、

そんなことを考えていたんです。

(写真はイメージです。写真AC)

ありがたいことに、夫と結婚し

子どもを授かることができました。

憧れが現実になったのです。

「この子たちが幸せでいるために

私に何ができるか」

そればかりを考えて過ごしていました。

仕事と育児と家事でしんどくても、

子どもたちの将来や教育のためだと思って

がんばってきました。

(写真はイメージです。写真AC)

『なにもできない私』が

唯一できるかもしれないことが

子育てだったのです。

「子育てだけは、ちゃんとしたい」

その思いが、あの当時はとても強かった。

子育てへの思いが強すぎたから

「子どもが発達障害かもしれない」

なんて受け止められなかったんだと

思います。

(写真はイメージです。写真AC)

そのことを受け止めるということは

今までの自分の子育てのすべてを

否定することにつながる気がしたから。

だから、気持ちを切り替えるまでに

とっても悩み苦しみました。

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